6月7日(金)18:30より、在日韓国基督教会館(KCC)を会場に、対面とオンラインいよるフォーラムを開催し、対面・会場参加35人オンライン参加90人の合計125人が集まりました。
難民申請者・仮放免者を国外追放しようとする「2023年改悪」入管難民法が、今日6月10日から実施されることに反対する全国各地のなかまたちが集まり、難民・移民のなかまたちのいまとこれからについて聞き、私たちの課題やなすべきことについて学び語り合う貴重な時間となりました。
山岸素子さん、佐藤さんによる基調報告では、2021年および2023年の入管法改定案の経緯と廃案、そして成立までの経緯を振り返りながら、2023年6月に成立した改定入管法やの問題点や、2024年に新たに進められている入管法・技能実習方改定案や、永住許可取消制度の問題点などについて解説され、「移民社会」日本の中で、私たちが取り組むべき課題がなにかについて熱く語られました。
支援団体の報告と当事者の証言として、カトリック大阪高松司教区社会活動センターシナピスのビスカルド篤子さんと、難民申請者の Aさん、アトゥトゥミャンマーのマキンサンサンアウンさんからお話しいただきました。また、緊急基金の運営チームからは、河内理恵さんと田村義明さんにお話しいただきました。
その後、会場・オンラインでそれぞれ小グループに分かれて、自己紹介を交えながら、これまでの報告や証言を聞いたことへの応答として、「わたしができること」「わたしたちができること」について語り合う時間を持ちました。また、フォーラム終了後は、そのままアトゥトゥミャンマー祈り会に参加しました。
6/7のフォーラムを受けて、毎月9日(ここのか)に開催している「ここのか祈祷会」が6/9(日)にも行われ、フォーラムを振り返り分かち合うひとときをもちました。「ここのか祈祷会」の参加者による、改悪入管法反対の声を集めました。ぜひお読みいただき、これからも諦めずにしぶとく思い・祈り・行動していきたいと思います。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!