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韓国併合100年 日・韓・在日キリスト者青年合同祈祷会
                                在日 青年の祈祷文

今から100年前、日本の韓国強制併合によって朝鮮半島が植民地としての苦難の道を歩み始めたことを覚え祈ります。

私たちは在日三世として日本に生まれました。植民地支配の中で故郷を離れざるをえなくされた朝鮮人の小さな群れから生まれました。

希望の見えない故郷での暮らしを離れ、海を越えて放浪せざるをえなかった、私たちのハルモニ・ハラボジの世代の苦しみを覚えます。
そして差別と貧困の中でなおたくましく生きた一世世代と共に、神がいつも苦しみ、歩んでくださっていたことを信じます。

また日本に生まれ育つ中で民族と故郷をめぐるアイデンティティの葛藤を抱え込んできたオモニやアボジの世代の苦悩をおぼえます。
そして日本と朝鮮の狭間で苦しみながら、自分らしい生き方を模索し、共に生きていくことを日本社会に訴えた二世世代の営みに、神の導きが常に共にあったことを私は胸に刻みます。

植民地支配によって故郷から離れ、貧困と差別とアイデンティティの葛藤にさらされ続けたディアスポラの子孫として、私は祈ります。私に与えられている実存を感謝することができますように。そして今、生きている場所で共生に向かう働きのために地の塩として用いられますように。

主よ。願わくば、世界のさまざまな地に異邦人として放浪せざるをえなかった人々の悩み苦しみに、いつも寄り添い、共に悩みぬくことができる勇気と感性と良心を、私たちにお与えください。

最も小さくされた人々の側にいつも立ち、共に神の国を目指して生きていくことができますように。主イエス・キリストの名によって祈ります。アーメン。

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