支援計画
支援計画 : 「外国人被災者支援プロジェクト」(2011年9月〜12年3月)中間報告
投稿者 : secretariat 投稿日時: 2012-04-19 16:56:14 (2099 ヒット)

1.第一段階(2011年9月〜12月)
(1)「東北ヘルプ」「NPO笑顔のお手伝い」「外キ協」の三者で、共同運営委員会を月1回、他の団体および研究者を交えての拡大調査検討会を月2〜3回時開き、「外国人被災者支援プロジェクト」第一期(2011〜12年)の活動骨子と方向性、内容を詰めていく。


(2)東北ヘルプとNPO笑顔のスタッフは、宮城県下の移住女性(おもに日本人と結婚して定住する外国人女性)に対する調査―追加調査―緊急支援をおこなう。中国人女性・フィリピン人女性に対しては地元の国際交流協会や、韓国人女性に対しては地元の韓国教会などのルートを通して面接調査をおこなう。またNPO笑顔は、南三陸町の仮設住宅(60カ所)すべてを訪ねて、全戸数分の「米1キロ支援米」を配って移住女性の面接調査をおこなう。


(3)11月8日、外国人被災者支援に取り組む教会関係機関・個教会、国際交流協会、人権NGOなどに呼びかけて、日本基督教団東北教区センターのエマオでシンポジウム「外国人被災者は今――私たちの課題」を開催する。


(4)東北ヘルプと外キ協は、JEDRO(日本キリスト教協議会エキュメニカル震災対策室)を通して、海外のキリスト教会に資金要請を呼びかける(第一期目標:2000万円)。


(5)外キ協は、日本教会・在日教会のキリスト者やキリスト教学校、市民に「共生のいしずえ献金」を呼びかける(第一期目標:500万円)。



2.第二段階(2012年1月〜3月)
(1)東北ヘルプの韓国人スタッフは、福島県と岩手県の韓国人移住女性に対する調査―追加調査―緊急支援をおこなう。また、仙台の日本語学校の支援を受けて3月、宮城県大崎市で移住女性のための「幸せ日本語教室」を始める。

(2)NPO笑顔のスタッフは、宮城県下の中国人女性のネットワークを構築するための準備を始める。

(3)外キ協と日本YWCA・福島YWCAのスタッフは、福島県下のフィリピン人移住女性グループ「HAWAK KAMAY(手をつなぐ)FUKUSHIMA」(HKF)による自立・就労プログラムを支援するための準備を始める。

(4)東北ヘルプ・NPO笑顔・外キ協は、「外国人被災者支援センター」の設置に向けて、準備を始める。

(5)東北ヘルプは、「外国人被災者支援センター」の相談員として、パートタイム職員で5人(韓国人女性1人、中国人女性2人、タイ人女性1人、日本人男性1人)を採用し、開設準備を始める。

(6)東北学院大学の郭基煥研究室は3月末、石巻市役所と共同で市内在住外国人の実態調査アンケート(日本語/英語/中国語/韓国語/タガログ語)を始める。

(7)外キ協は、東北ヘルプとNPO笑顔のスタッフによるこれまでの調査結果を『中間報告書(1)』としてまとめ、会員やキリスト教学校などに対して、「共生のいしずえ献金」呼びかけ文とともに送付する。

3.第三段階(2012年4月〜6月)目標
(1)東北ヘルプ・NPO笑顔・外キ協は、仙台に「外国人被災者支援センター」を設置する。

(2)4月21日、東北学院大学でシンポジウムを開催する。

(3)東北ヘルプの韓国人スタッフは、福島県と岩手県の韓国人移住女性に対する調査―追加調査―緊急支援を続けると共に、宮城県大崎市の「幸せ日本語教室」を拡充する。

(4)NPO笑顔のスタッフは、石巻市を中心として中国人女性のネットワークを構築する。

(5)外キ協と日本YWCA・福島YWCAのスタッフは、福島県下のフィリピン人移住女性グループ「HKF」の自立・就労プログラムの一つ、「英会話教室」4月開設、「プレスクール」6月開設をサポートする。支援の輪を広げるために「福島移住女性支援ネットワーク」を立ち上げる。
 

(6)東北学院大学の郭基煥研究室は、石巻市役所との共同調査を踏まえて、気仙沼市などでの市内外国人実態調査アンケートを拡げていく。
 

(7)外キ協は、外国人被災者と接することが多い教会やNPO、自治体窓口で活用してもらうために、1995年の阪神淡路大震災を契機に作られたNGO神戸外国人救援ネットとの共同で、冊子『外国人の社会福祉・社会保障・医療制度―相談の手引』を発行し配布する。
 

(8)外キ協は、『中間報告書(2)』をまとめる。また東北ヘルプ・外キ協は、会計中間報告をまとめ、献金を寄せてくださった海外教会、日本・在日教会のキリスト者、キリスト教学校、市民に報告する。

4.「外国人被災者支援センター」について
(1)目的
ヽ姐饋諭奮姐饑劼よび外国にルーツを持つ者)で、東日本大震災によってこれまでの生活に大きな変化と支障を強いられることになった当事者と家族などのケアにあたる。
調査・相談活動から得られた情報を整理していくと共に、緊急を要する事例に対応する。
 

(2)機能
ヽ姐饋揚鏈匱圓猟敢此α蠱
∋抉膽圈支援団体の連絡調整 ⇒ 常駐スタッフ(支援員)およびパート・スタッフ(相談員)と、協力団体(教会やNGO、NPO、国際交流協会など)・協力委員(弁護士や研究者など)が即応できる態勢をつくる。
支援プログラムへの準備・実行
ぞ霾鵑寮依と発信 ⇒ 外国人被災者の現状に関する情報を、教会、日本社会、海外に発信する。
 

(3)事務局
〇務室を東北ヘルプに置く。
⊃涌 ・責任者……外キ協1人/東北ヘルプ1人
・常駐スタッフ……東北ヘルプ1人/NPO笑顔2人
・パートタイム・スタッフ……相談員5人
 

(4)中長期目標
○2年後、「多民族・多文化共生センター東北」(仮称)の実現をめざす。
 

(2012年3月23日/外キ協作成)

◇外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会(外キ協)◇
(2012年1月、「外登法問題に取り組む〜」から上記に名称変更)
◇仙台キリスト教連合被災者支援ネットワーク(東北ヘルプ)◇


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